運動習慣が身につかない人へ。この本を読んだら身につくかも~脳を鍛えるには運動しかない!~

読書

どうも、ひろしも5です。今回はじめて本の紹介をしてみたいと思います。タイトルにもあるように初となる本は「脳を鍛えるには運動しかない!」という本です。ではご紹介していきましょう。

こんな人に読んでほしい

  • 運動がなかなか継続できない人
  • 体の仕組に興味がある人
  • 子育て世帯の親
  • 気持ちが前向きになりにくい人
  • ビジネスマン

本の内容

精神科の医師(ジョンJ・レイティ)が、運動によって患者が心身にどんな変化を及ぼしたのかを具体例を用いながら紹介している書籍。ただ、本の内容としては、ストレスやうつを抑えれるといった精神的な面で辛い思いをしている方だけではなく、週二回以上で認知症になる確率が半分になる、子供の成績があがる、癌にかかりにくいといった効果も期待されるという内容となっている。運動(激しくなくても)身体を動かすと気分がすっきりする人は多いはず。ただ、その理由を知っている人は少ないかも知れない。皆さんはどうしてだと思いますか?

  • ストレスが解消されるから     → ×
  • 筋肉の緊張がやわらぐ       → ×
  • 脳内物質のエンドルフィンが・・・ → ×

その理由は、運動によって心臓から送り出された血液がたくさんに全身に送り出され、脳がベストな状態になり、気分がスッキリするという仕組みのようです。著書には、筋力や心肺機能を高めることは副次的な効果にすぎないとさえ書かれています。ジョンJ・レイティさんも、患者には運動することは脳を育てて、心を良い状態に保つためだと話しをされているそうです。

つまり、人間の脳や身体の仕組がそうなっており、運動をしないことは脳の萎縮を招き、認知面や精神面、副次的に身体の能力の低下につながり、自分でも思ってもいないようなネガティブな心身状態になりかねないという事。運動習慣を手に入れることが人生を豊かにする上で必要な条件であり、運動習慣を身に着けることをグイグイ進めてくる内容となっている。

読んだきっかけ

僕自身、水泳、バスケと学生時代は運動を毎日のようにしていた。しかし、社会人になってからは、全く運動をしなくなった。その変わり、アルコールを毎日のように飲んでいた。体重も増えてきており、徐々に仕事でも自分のパフォーマンスが落ちているように感じたり、覚えるのが苦手になってたように感じており、このままではダメだなと感じたりしていた。たまたまネットサーフィンで、目に入ったのがこの本の紹介レビューであった。本のタイトルにも衝撃をうけ、一度参考程度に読んでみようと思ったのがきっかけだ。医学用語もあり読み進めづらい部分もあったが、認知症予防の内容にもふれており、介護の仕事をしていた僕としては、後半部分は割りと頭に入りやすい内容となっていた。

読み終えて

この本を通じて一番良かった点は、運動習慣の腹落ち具合だ。1日3食食べるとか、起きたら顔を洗うとか、食後は歯磨きをするとか、そういう日常的にするレベルで運動をするべきだ感じさせられた。本の内容で紹介したように、脳をベストな状態にするためには、運動が必要と書かれていたが、これは、言うなれば遺伝子レベルで身体の仕組がそう出来上がっているという事である。本書にも「人間の脳が発達したのは、厳しい環境で獲物を追い、巧みに捕らえ、生き延びていくためだった。狩猟生活の行動様式が身体に組み込まれている。その活動をやめてしまうと、10万年以上にわたって調整されてきた生物学的バランスを壊してしまうことになるのだ」と書かれている。つまり、体を動かさなくなっている現状と、そうした生活が脳にもたらす深刻な悪影を知り、積極的に運動を取り入れようと考えされられたのだ。これは本書が書かれた意図に一致しており、まんまと乗せられている状況である。

まとめ

身体の健康の為の運動習慣、ダイエットの為の運動習慣と今までその目的で運動や筋トレをしてきたが、一時的には取り組んでも数か月でやめてしまうの繰り返しであった。今回、この本を読んで運動に対しての認識が変わったように思う。食事をするように、運動を生活の中に取り入れ習慣化していく事が人間の心身のバランスをとる上でとても重要であると認識させられた。また、脳をベストな状態へ持っていくことで副次的に心身の健康も保つことにつながる。この恩恵は計り知れないように思う。僕自身、ちょこざっぷに通いながら運動習慣を身につけていきたい。興味のある方は、読んでみてください。

最後までありがとうございました。

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